石鎚山~初夏!魅惑の面河登山道【前編】

四国の山

登山した日-2018.5.2

愛媛県西条市にそびえる石鎚山(1982m)は西日本最高峰の山として、
そして古くからの信仰の山として老若男女を問わず大勢の登山客が訪れる山です。

主な登山コースは

  • 『石鎚山表参道』として賑わう成就社コース
  • 山岳道路・石鎚スカイラインの利用で最も手軽に楽に登れる土小屋コース
  • 石鎚山の西側、堂ヶ森から二ノ森を経て石鎚山へ至る縦走スタイルの堂ヶ森コース
  • 『石鎚山裏参道』として古くから利用されてきた面河(おもご)コース

の4つ。その中で成就社コースと土小屋コースを利用する登山者がほとんどで、
堂ヶ森や面河コースは交通の便が悪くコースも体力を要するから利用者は少数です。

今回、僕は面河コースから石鎚山を目指すことにしました。
中腹に広がる深い原生林、
山頂上部の美しい笹原、
そして最も石鎚山らしい重厚感溢れる山容を望める
魅力あるコースだからです。

※この記事は全2ページあります。

石鎚山(面河コース)地図

【コースタイム】
6:00駐車場6:15鳥居8:30愛大小屋9:40分岐点10:00石鎚山天狗岳山頂(10:30下山)11:40愛大小屋13:30鳥居13:50駐車場 (計7時間50分)






1.面河渓から、目指せ石鎚山

午前5時40分。面河登山口の駐車場に到着しました。
外は激寒で身体がブルブル!とても5月の四国とは思えません。
でも空は真っ青だから、日中は気温がグングン上がりそう。

石鎚山面河登山道1

駐車場から面河渓に沿って石畳の遊歩道を歩いていきます。
面河渓は清流・仁淀川の源流域にあり、四国を代表する景勝地の一つ。
高い透明度の水と、滑らかな岩肌が独特の景観を生み出しています。

石鎚山面河登山道2

遊歩道をしばらく歩いていると、
苔むした鳥居が見えてきました。
ここが面河登山道の入り口。
いきなりキツい急勾配の登り道が待ち構えていました。

石鎚山面河登山道3

2.面河山への道

まずはコース中半にある面河山(1525m)を目指していきます。
ジグザグの急登がひたすら続くので、早速全身汗びっしょり。
さっきまで寒さに震えていたのにね。
辺りはモミやツガの巨木が広がる鬱蒼とした原生林。

石鎚山の原生林4>

鳥居から登り始めておよそ1時間半。面河山山頂を巻いた辺りで視界が開けました。
その瞬間、眼前に黒々とした岩の尖頂が目に飛び込んできました。

『石鎚山だ!』

石鎚山面河登山道5

3.愛大小屋へ

石鎚山の出現は何の前触れも無く、本当に突然でした。
澄んた初夏の空に、黒い矛先を天に向けてそびえ立つ石鎚山。
そのカッコよさに僕は思わず歓喜の声を上げてしまいました。

石鎚山面河登山道6

面河山辺りまで来ると、登り道は緩やかなになって
歩きやすくなりました。
咲いている花を眺める余裕だって出てきます。
これはアケボノツツジで初夏の四国の山々をピンク色に染める美しい花。

石鎚山面河登山道7

ブナやツガの巨木の森を歩いていきます。

石鎚山面河登山道8

空を見上げて、爽快ですな。

石鎚山面河登山道9

標高1600m、愛大小屋へ到着しました。
ここは石鎚山南壁を望める絶好のビュースポット。
ずっと歩きっぱなしだし、ちょっと休みましょう。

石鎚山面河登山道愛大小屋10

4.石鎚山最後の登りへ

愛大小屋は無人の小さな小屋だけど、中は綺麗で居心地が良さそう。

石鎚山面河登山道11

日記帳にはここを訪れた登山者の日記が
いっぱい書かれていました。

石鎚山面河登山道12

愛大小屋から先は、沢筋をいくつもトラバースしていきます。
雰囲気的に登山が大詰めって感じ。
滑落しないように慎重に越えていきます。

石鎚山面河登山道13

沢筋のトラバースを越えた先は、一面のササ原。

ギラついた日差しを受けて発する干し草のようなササ原の乾燥した香りと、
ササ原に佇立するシコクシラベやウラジロモミの針葉樹から発する松脂の香りとが混ざり合って、
なんとも言えない匂いが、僕の疲れた脳天を刺激する・・・。

石鎚山面河登山道14

ここまで登って来ると、
石鎚山の西側に続く西ノ冠岳、二ノ森、鞍瀬ノ頭の連なりを望めました。
いずれも標高1900m前後もある、まさに四国の屋根。

石鎚山面河登山道15

堂ヶ森方面との登山道と合流。
ここまで来れば石鎚山山頂まであと10分ほど。

石鎚山面河登山道16

石鎚山最後の登りは、断崖に架けられた鉄橋を登って行きます。

石鎚山面河登山道17

石鎚山の山頂・弥山(1974m)に到着しました!

石鎚山面河登山道18

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