アポイ岳~霧に包まれた花の山

北海道の山

登山した日-2007.6.11

アポイ岳は珍しい高山植物が数多く咲く『花の山』で、登山者憧れの山の一つです。今回はアポイ岳の麓にあるファミリーパークキャンプ場で前泊してからこの山に挑むことにしました。

今回歩いたコースと時間

5:00ビジターセンター6:00避難小屋7:30アポイ岳8:10幌満お花畑9:20避難小屋10:20ビジターセンター着  (計5時間20分)





1.アポイ岳の麓へ

浦河町まで来るとアポイ岳がピラミダルな姿で見えてきました。その姿はとても800m程度の山とは思えないほどに険しく高くそびえています。

アポイ岳22

夕方前にアポイ岳ファミリーパークキャンプ場へ到着しました。

ここはアポイ岳の登山口(冬島登山口)に立地していていて、バンガローは完備されているし、サイトも広々としていて開放的。近くに温泉もあるのでとても便利です。

アポイ岳1

2.登山開始

翌朝、空一面が鉛色に染まっていて今にも雨が降りそうな天気。天気予報を確認すると『曇時々ガス』。
テントはこのまま張りっぱなしにして登山道具だけ持って出発しました。

アポイ岳2

しばらく薄暗いエゾマツ・トドマツの森の中を歩きます。森を抜けるとレンガ造りの小屋(五合目避難小屋)へ到着。ここから先は、尾根に沿っての急な登りへと変わります。この辺りから沢山の花が現れます。

アポイ岳3

馬の背と呼ばれる荒涼とした大地。こんな所に色とりどりの花が咲いているなんて。

アポイ岳4

3.アポイ岳の花

アポイクワガタ。実物はとても小さい花。

アポイ岳5

鮮やかな赤色が美しいヨツバシオガマ。この花は本州の山でも見られるけど、アポイ岳のは一際色が濃い感じ。

アポイ岳6

サマニユキワリ。サクラソウの仲間です。

アポイ岳7

ハイマツとチングルマの群落。ここは標高700m。

でも、雰囲気はもう標高3000mのアルプスの世界に居る感じです。アポイ岳が創り出した自然環境のおかげで高度感がマヒしてしまいます。

アポイ岳8

4.見られなかったヒダカソウ

お花畑を過ぎるとダケカンバの森に突入して、急坂を登り切った先にアポイ岳の山頂がありました。

アポイ岳9

山頂は木々に覆われていて展望は利きません。そもそもガスが広がっていたから展望が利かないことには変わりはありませんが・・・。

だから山頂には長居せず、山頂の南にある『幌満お花畑』へ行ってみることにします。

アポイ岳10

幌満お花畑へ到着しました。眼下の海岸線がうっすら見えます。

アポイ岳11

『幌満お花畑』はヒダカソウという花の群生地です。少し離れた場所に高山植物盗掘防止のための監視カメラが設置されていました。ヒダカソウを守るためのものです。

さてヒダカソウを探せど花は無く、探し続けてようやく見つけたのはヒダカソウの葉っぱだけでした。ヒダカソウの花期は5月なので、6月では遅いみたいでした

アポイ岳12

ヒダカソウの葉っぱ。

アポイ岳13

5.下山へ

幌満お花畑を後にします。針葉樹の森が続く斜面をトラバース。

アポイ岳14

エゾオオサクラソウ。針葉樹の森の中に咲いていました。

アポイ岳15

再び馬の背へ戻ってきました。

アポイ岳16

馬の背に咲いていたチングルマ。

アポイ岳17

エゾヤマツツジとハイマツ。

アポイ岳18

今回の登山で一番良く目にしたのがこのアポイアズマギク。あちこちで咲き乱れていました。

アポイ岳19

ガスっていた空も良くなって眼下の景色を見下ろせました。

アポイ岳20

五合目小屋まで下ると強い日差しと湿気で暑くなってきます。振り返るとアポイ岳の三角の山が眼前にそびえていました。

アポイ岳21

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