礼文島・愛とロマンの8時間コース

北海道の山

登山した日-2007.6.16

北海道の北の最果てに浮かぶ礼文島は花の島として有名で、登山者や旅人は一度は訪れたい憧れの場所です。

今回はこの島にある『8時間コース』を歩きにやってきました。8時間コースとは、礼文島の西海岸を南北に走る礼文島の美しい自然を思う存分満喫できるトレッキングコースです。

今回歩いたコースと時間

7:20スコトン岬ー8:30ゴロタ山10:10西上泊13:30宇遠内14:45礼文林道合流点15:20香深井到着  (計8時間)










1.最北のスコトン岬からスタート

6月17日。この時期の礼文島は午前3時ですっかり外が明るくなります。

礼文島の北端にある久種湖(くしゅこ)キャンプ場に泊まっていた僕は、ここからバスに乗って礼文島最北のスコトン岬まで行きます。

礼文島8時間コース1

朝起きた時は天気が悪いなぁって思っていたけど、テントを片付けて出発する頃には見事に晴れ渡りました。

今日一日絶好のトレッキング日和になるに違いありません!

礼文島8時間コース2

数人の観光客を乗せたバスに揺られること10数分程で、スコトン岬へ到着しました。

ちょうど観光シーズンで大勢の人で賑わっているスコトン岬は、朝早いから人もまばらで居心地良好。
スコトン岬に立った時、見渡す荒々しい海岸線の姿を見て最果てまでやって来たんだぞって実感が湧いてきました。

礼文島8時間コース3

2.ゴロタ山へ

スコトン岬に別れを告げて、8時間コースの入り口へ向かいます。

礼文島8時間コース4

スコトン岬からバスで通って来た道路を少し戻った所に、8時間コースの入り口はありました。

もうすでに道路の周りには北アルプスなんかで見かける高山植物が沢山咲いています。さすが別名『花の浮島』です。

礼文島8時間コース5

青い海と緑の草原。そして最初に目指すゴロタ山が眼前に迫ります。

礼文島8時間コース6

単調な海岸線をヒタヒタと歩いていると後ろから追いついて来た男女4人グループに声をかけられます。色々話をするとこの男女グループは礼文島の南にある『桃岩荘』というユースホステルに宿泊している人たちでした。

『桃岩荘!!』

このユースホステルについては友人や北海道で出会った旅人たちからスゴイ所だと耳にしていたので名前を聞いてすぐピンときました。

『よかったら今日桃岩荘へ一緒に泊まらない?』

というこのグループからの誘い。今日は香深井集落にあるキャンプ場を利用するつもりだったけど、噂に聞いていた桃岩荘、どんなスゴイ所か体験するのもアリかもなぁ。。。という事で予定を変更して、桃岩荘へ泊まることにします。そしてこの出会いがきっかけで、翌日もこの8時間コースを歩く事になるのです。

礼文島8時間コース7

ゴロタ山への登りは一面の草原。

礼文島8時間コース8

ゴロタ山のてっぺんです!すでに何人かのハイカーさんで賑わっている様子。

礼文島8時間コース9

ゴロタ山から眺めるゴロタ岬。

礼文島8時間コース10

ゴロタ岬に咲いていたチシマフウロ。

礼文島8時間コース11

ゴロタ山からスコトン岬へ目を向けると、弓なりに続く美しい海岸と草原が碧青色の海の中に展開していました。こんな絶景今まで見たことがありません。

礼文島8時間コース12

3.鉄府、西上泊の小さな集落

ゴロタ山から次に目指す澄海岬方面を望みます。

ゴロタ山を後にすると、草原の斜面を下って再び長い海岸線を歩きます。

礼文島8時間コース13

一面の笹原。

礼文島8時間コース14

向こうに見えて来た小さな集落は鉄府(てっぷ)。番屋が集まったような雰囲気の集落でした。

礼文島8時間コース15

鉄府の集落にて。

礼文島8時間コース16

澄み渡る海。めちゃくちゃ透明度が高いです。

礼文島8時間コース17

鉄府の集落を通り抜けると、さっき歩いたゴロタ山と似たような草原の斜面を登っていきます。その斜面を登り切ると眼下に西上泊(にしうえどまり)の集落が見えました。

ここには澄海(すかい)岬という絶景ポイントがあります。でもすっかり日が昇ったこの時間は大勢の観光客が詰め掛けていて、あまりの人ごみに辟易した僕は澄海岬はスルーして先へ進みます。

礼文島8時間コース18

4.海から山へ、そしてまた海へ。変化に富む道

西上泊の集落の中を進んでいくと・・・。

礼文島8時間コース19

登山道は海から離れて礼文島内部へ進んでいきます。

礼文島8時間コース20

ピンクの花が美しいカラフトゲンゲ。

礼文島8時間コース21

左手に礼文島最高峰の礼文岳のピラミッドのような山容を捉えながらひたすら歩く。さっきまで海沿いに居たのがウソのように深い森と山が広がっていました。

礼文島8時間コース22

ダケカンバの森に包まれて。

礼文島8時間コース23

ダケカンバの森を抜けると見えて来た断崖。これから海岸線まで降りていきます。

礼文島8時間コース24

滑りやすい急坂にヒヤヒヤしながら降り切ると、岩がごろごろ積み重なった海岸へ降り立ちました。

海→草原→森、そしてまた海。めまぐるしく変化する景色に圧倒されながら、岩で歩きにくい海岸沿いの道を歩き続けると、宇遠内(うえんない)集落が見えてきました。

礼文島8時間コース25

宇遠内はわずか数件の小さな集落。でも休憩所や水場、トイレもあってとてもありがたいです。

礼文島8時間コース26

宇遠内集落を抜けると最後の登り。花々に包まれたザレた急斜面を登り切ると再び森へ突入して、礼文林道と合流しました。

礼文島8時間コース27

長くて単調な礼文林道を歩き続けると、舗装された道に出て人家が見えてきました。ゴールの香深井集落です。

礼文島8時間コース28

利尻山が見えました。8時間コースを踏破して最後に利尻山を拝む。この演出は何か心にグッとくるものがありました。
その利尻山も10分程したら海霧に包まれて全く見えなくなってしまいました。

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香深井の集落に小さな商店がありました。商店のおばちゃんにタクシーの連絡先を教えて貰いタクシーを呼んで、香深港のフェリーターミナルまで向かいました。

ここで桃岩荘ユースホステルの送迎車『ブルーサンダー号』に他の宿泊者と一緒に乗って桃岩荘に向かうのでした・・・。

礼文島8時間コース30

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