GN125Hで行くゴールデンウイーク白神山地登山&東北ツーリング(3)

11.曇天で始まった3日目

4月28日。見上げれば今にも雨が落ちてきそうなくらいの鉛色の空で僕のテンションはあがりません。

天気予報を聞くと今日の秋田県は『曇のち一時雨雷を伴うで降水確率50%』

今日予定していた田代岳登山は出来そうにないから、代わりにツーリングをしようと思うものの、雨に遭いそうだからいまいち気乗りしません。かといって一日テント場に篭りたくはありません。

ついでに、となりの青森県の天気予報を調べて見たら『曇り所により一時雨で降水確率30%』

北へ行く程天気がいいのかなぁ?だったら青森まで行ってみよう。そうと決まればドコを目指そうかな??・・・・地図で色々観光地を探してみます。

目についたのが『下北半島』『恐山』。青森まで行くのなら本州最北端まで行ってみたいですよね。行き先が決まればすぐにテントを撤収して出発します。

ちなみにあさっての天気は『晴れ』。今日は青森を走ってそのまま白神岳登山口へ向かい、あさって白神岳を目指すことにしました。

GN125Hツーリング18 曇天で始まった3日目・・・今にも雨が降りそうな空模様で鬱。

12.一路北へ!

6時45分にキャンプ場を出て国道7号線を大館市に向けて西進していきます。そして大館の中心街まで来たら北上して弘前市、青森市を目指します。

大舘市街を抜けると北国ののどかな田園風景が続く単調な道が続きます。その途中に『長走風穴高山植物群落』というのが道路脇にあったのでちょっと見学してみることにしました。

GN125Hツーリング19 早朝の国道7号線。あと数キロ走れば青森県入りです。

GN125Hツーリング19-1 途中に長走風穴高山植物群落というのがあったのでちょっと見学。

※長走風穴高山植物群落の記事と写真はこちら

秋田県大館市・早春の長走風穴高山植物群落
訪れた日-2014.4.28 鉛色の陰鬱な空の下、のどかな山村が広がる秋田県大館市の国道7号線を青森へ向かってバイクで走ってると、『長走風穴高山植物群落』という謎の看板を見つけたので立ち寄ってみ...

13.青森県へ到達!

長走風穴高山植物群落を後にして、国道7号線を北上していき矢立峠を越えると青森県へ入りました。寂れた山村風景からだんだんロードサイド店が増えて来ると弘前市郊外までやってきます。時期的にちょうど弘前城桜まつりの真っ最中。行ってみたいんだけど、相当混雑渋滞してるだろうな・・・と思ったので弘前城はそのままスルー。

弘前市街を離れたあたりでついに雨に見舞われたので、途中にあった『道の駅なみおか』で雨宿り。2~30分ほどで止んだので今がチャンスとばかり前進すると、土砂降りに見舞われて全身びしょ濡れになってしまいました。

雨宿りしたいけど今いる場所は山間の峠道。雨をしのげる場所が無いのでひたすら走り続けました。でもあと10分~20分走れば青森市街。きっと何処かに雨宿り出来る場所があるはず。バイクを停めて地図で調べていると近くに『三内丸山遺跡』があったのでここで雨をやり過ごすことに決めます。

上空は暗い雲が覆ってるけど西の方は明るくなってきてるから時間が経てばきっと雨は止んでくれるはず・・・それまで三内丸山遺跡で見学でもしていよう。

GN125Hツーリング20 弘前市を抜けた辺りで雨に見舞われました。途中の道の駅『なみおか』で雨宿り。

GN125Hツーリング21 三内丸山遺跡を出る頃には雨は上がって青空が広がってきました。再びツーリング続行です。

※三内丸山遺跡見学の記事と写真はこちら

青森県青森市・三内丸山遺跡を散策してみた
東北ツーリング中、下北半島を目指していた僕は青森市へ入った途端雨に遭遇してあっという間に全身びしょ濡れになってしまいました。何処か雨宿り出来る場所はないか地図を見ていたら近くに三内丸山遺跡という遺跡公園があったのでココに逃げ込みます。雨が上がるのを待ちながら遺跡を見学してみました。

14.八甲田山雪中行軍遭難資料館~竜飛岬

三内丸山遺跡を出る頃には雨は止んで晴れ渡りました。時刻は午前11時半。当初の目的地・下北半島まで行って白神岳登山口へ向かうというのは時間的にキツイので断念して、代わりに津軽半島の竜飛岬経由で白神岳登山口へ向かうことにしました。こっちなら時間的にギリギリ行けるかもしれません。

あれこれコースを考えながら地図を眺めていると、ここから程近い所に『八甲田山雪中行軍遭難資料館』があるのに気づきます。ついでにここへも立ち寄って見ることにしました。

※八甲田山雪中行軍遭難資料館の記事と写真はこちら

桜に包まれた八甲田山雪中行軍遭難資料館&幸畑陸軍墓地
三内丸山遺跡を訪れた僕は、ここからバイクで30分ほどの近い距離にある『八甲田山雪中行軍遭難資料館』『幸畑陸軍墓地』と敷地内にある『八甲田山雪中行軍遭難資料館』を訪れました。八甲田山雪中行軍遭難とは、明治35年冬、青森歩兵第五連隊210名が八甲田山雪中行軍に失敗して199名もの犠牲者を出した山岳遭難事故です。

八甲田山雪中行軍遭難資料館を見学し終えて一路竜飛岬へ向けて国道280号線を北上します。日本海特有の強烈な北風をまともに受けると非力なGN125ではスピードが落ちるので、平坦な直線路でもシフトチェンジを繰り返しながら進んでいきました。

国道280号線から県道14号に入って山道を駆け上がり、標高176mの小国峠を越えてしばらくすると今別町の街並みの向こうに津軽海峡の青い海原が見えてきました。峠を降りると三厩湾(みんまやわん)に沿って、小さな漁村の中を駆けていくようになり、龍飛漁港手前の急坂を登り切ると竜飛岬へたどり着きました。

岬の先端に立つ灯台まで来ると大海原広がる大展望で、遠く北海道も見えるはずなんですがこの日は春霞で北海道はかすかに見えるだけ。でも足元に広がる断崖や荒々しい日本海を見れば最果ての地へ来た実感が湧いて大満足です。

日本海から絶えず吹き付ける風はとても強烈で、寒くてじっとできなかったから早々に龍飛岬を後にしました。

GN125Hツーリング22 竜飛岬まであと40キロ。

GN125Hツーリング23 県道14号線の小国峠はブナの新緑に包まれていました。

GN125Hツーリング24 今別町で見つけた小さな春。水芭蕉の花が田んぼのあぜに咲いてます。

GN125Hツーリング25 今別町・県道14号線から望む津軽半島、袴腰岳・木無岳。

GN125Hツーリング26 遠くに津軽海峡の三厩湾(みんまやわん)が見えてきました。

GN125Hツーリング27 今別町から竜飛岬までは海沿いに沿って続く漁村の中を走っていきます。

GN125Hツーリング28 津軽半島最北端・竜飛岬!風が強くて立っていられません。

GN125Hツーリング29 空気が澄んでいれば北海道が見えるはずですが、春霞&西日でうっすらと見えるだけでした。

GN125Hツーリング30 竜飛岬下の漁村。最果て感が漂ってます。

GN125Hツーリング31 竜飛岬で有名なのがこの階段国道。国道ですが階段です。みたいな。

15.青森県深浦町・白神岳登山口へ

竜飛岬から国道339号線を五所川原方面へ向かうと急勾配・急カーブが連続するキツイ山道でエンジンが悲鳴を上げます。何とか登り切ると今度は一気に高度を下げて潮風匂う海岸沿いへ降り立ちました。

走り続けて平野が広がって来ると汽水湖で有名な『十三湖』へ到達。十三湖を横目で眺めながらの運転は実に爽快でした。

十三湖を過ぎ、屏風山広域農道と呼ばれる直線の快走路へ入ると辺り一面松林。かと思うと今度は北海道を思わせる広大な牧場や畑が広がったり、時には池沼や湿地帯が現れたりと景色がめまぐるしく変化。

国道101号線と合流して青森県鰺ヶ沢町へ入ると眼前に残雪を抱いた岩木山が見えてきました。

鰺ヶ沢から日本海の海岸沿いを走り続けて日暮れ時に青森県深浦町へ入り、暗くなる直前で白神岳の黒い山塊を捉えることができました。

白神岳登山口の駐車場へ着いたのは18時40分。2台の車が止まっていて中高年の夫婦の方が食事をしていました。話をするとこの方々も明日白神岳を登る前泊組のようです。

僕も早速テントを建てて食事の準備をして食べ終わった頃には辺りはもう真っ暗。寝る前に天気を確認すると明日の天気予報は文句なしの『晴れ』!!空に広がる満点の星空がその予報を後押ししてるようでした。

GN125Hツーリング32 国道339号線。険しい山を幾つも越えて。

GN125Hツーリング33 小泊村の海岸。潮風が心地いい!

GN125Hツーリング34 巨大な汽水湖、十三湖。

GN125Hツーリング35 みちのくの遅い春を堪能しながらひたすら南下。車力村にて。

GN125Hツーリング36 鰺ヶ沢町へ到達すると、正面にうっすら岩木山が見えてきました。

GN125Hツーリング37 鰺ヶ沢町から深浦町へ入り、日が暮れた頃白神岳を捉えました。

GN125Hツーリング38 今日は白神岳登山口駐車場で一泊して、明日早朝白神岳山頂を目指します。

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