大持山・小持山・武甲山、春の秩父へ(前編)

奥武蔵周辺

2014年の11月にバイク事故を起こしてからしばらく山から離れていましたが。それから半年が経ち大分怪我の痛みも和らいだので山へ出かけてみることにしました。登山復帰第一弾は秩父の大持山・小持山・武甲山です。

※この記事は全2ページあります。

登山した日-2015.4.28

ゴールデンウイーク到来!

朝8時、自宅を出てから秩父市を目指してバイクを走らせます。朝から雲一つない青空が広がっているものの、景色はうっすらともやで白みがかっています。

熊谷市から寄居町、皆野町から秩父市へ入ると目の前に武甲山が見えてきました。大きくそびえる武甲山・・・山裾は新緑で緑に包まれはじめています。

国道299号線から登山口のある側道へ入ると、辺りの雰囲気は一変して石灰岩の精錬工場が幾つも建つ中を走っていきます。工場は朝からフル稼働。大型ダンプが行き交い砂埃が舞う中を進んでいくと、鳥居と駐車場が見えてきました。登山口、一の鳥居へ到着です。

ゴールデンウイークということで、駐車場は車でイッパイ。何人かの登山者が準備をしています。すれ違いざまに軽く会釈をしながら僕も登山の準備をします。

今回の登山行程はこんな感じ

一の鳥居→妻坂峠→大持山(1294m)→小持山(1273m)→武甲山(1304m)→一の鳥居

円を描くようになぞって歩く6時間半程のコースです。

大持山武甲山1 秩父市街へ入ると武甲山が大きな山容で姿を見せてくれます。

大持山武甲山2 国道299から逸れて林道へ。辺りは石灰岩の精錬工場が立ち並んでいてその中を駆け上がっていくと間もなく一の鳥居登山口の駐車場が見えてきます。

大持山武甲山3 一の鳥居の駐車場へ到着。鳥居の向こうは車でいっぱいみたいだ。

大持山武甲山4 一の鳥居の狛犬。

スギ林を越えて新緑の妻坂峠へ

登山口から見上げる空は先ほどのもやが嘘のように澄み渡り、山肌には新緑の薄い緑と、スギ林の濃い緑がまだら模様に広がり陽が当たって輝いていました。

登山口から少し離れた所に妻坂峠方面の登山道があります。登り始めは薄暗いスギ人工林の中で、ここ数日の晴天続きで空気は乾き、気温も朝から高いせいかいつも登り始めで感じる山の清冽さを肌で感じません。

いつもよく感じるスギ独特の匂いや地面からのむせた匂いもしません。かすかに匂うのはの雑草を擦った時に発するような青臭さだけ。

久しぶりの登山だから、登り始めからもう疲労してしまって、首がうなだれたのでそのまま地面に目を遣ると、あちこちからいろんな木々の赤ちゃんが芽生えてたり、草花が咲いていました。青臭い原因はもしかしてこれらから発する匂いなのかもしれませんね。

スギ人工林から広葉樹の新緑に突入すると、妻坂峠は間もなく。ジグザグの坂道を駆け上がると尾根へ到達しました。

妻坂峠は、看板とお地蔵様と祠だけが建つ静かな所でした。

大持山武甲山5 駐車場から妻坂峠方面へ。登山口の辺りは深いスギの森のなか。

大持山武甲山6 見上げれば新緑。この風景を長い冬から待ち望んでいました。

大持山武甲山7 武川岳~大持山間の鞍部、妻坂峠へ到着です。

大持山武甲山8 妻坂峠のお地蔵さま。今日も安全登山出来ますように。

急坂の先に待つ、楽しい森歩き。

妻坂峠を過ぎると、急な登りが待ち構えていました。滑りやすいザレた道に、一服する間を与えない直登の連続で息が上がってしまいます。

木々の向こうには目指す武甲山の大きな頂がみえました。近いようでまだまだ遠い武甲山・・・後ろを振り返ると武川岳(1052m)がどっしりとした山容がこちらも木々のむこうに見えました。その景色を背にして急坂をひたすら登りつづけていきます。

急坂を越えると勾配が緩やかになりました。辺りは陽がさんさんと差し込む明るい雑木林が広がっていて、ブナやカエデが若葉を垂らしていました。地面にはバイケイソウが点々と地面から葉をだしています。

萌黄色の森を歩く心地いい感覚!自然とテンションあがってこの中を歩く時が一番楽しいですね!

再び急な登道になってここを越えると、有間山・鳥首峠方面の登山道の合流点へ到着。ここは関東平野を望める展望地。でももやであんまし見えないから滞在は程々にして大持山へ向かいました。

ここまで来れば山頂まであと5分ほどだし。

たどり着いた大持山山頂は意外にも誰もおらず狭い山頂を独り占めできました。辺りは木々に包まれているものの、まだ葉が出てないから、多少見晴らしが利いて秩父の山々を見渡すことができました。

麓から徐々に緑に染まり上部へ行くに連れて春紅葉で赤や黄色に変化していく山肌のグラデーションの美しさがなんとも言えません。この景色をしっかり目に焼き付けてから、次なる目的地小持山・武甲山へ向けて出発します!

大持山武甲山9 新緑の中の登山の心地よさは最高です。

大持山武甲山10 森の隙間から武甲山が見えるけどまだまだ道程は遠いです。

大持山武甲山11 森の中に咲いていたカタクリ。

大持山武甲山12 居心地の良い春の森の中をのんびりまったり前進。

大持山武甲山13 空を仰げばみずみずしいブナの若葉。

大持山武甲山14 大持山直下の合流地点に到達。東側の関東平野の見晴らしが利いてるけど霞でクッキリ見えず残念。

大持山武甲山15 大持山最後の登り。

大持山武甲山16 標高1294m、大持山山頂です。

大持山武甲山17 大持山は木々に包まれてるので大展望!とはいきませんが、多少は展望があります。南側を向けば遠く奥多摩の深い山並みが。

大持山武甲山18 大持山山頂を後にして小持山~武甲山を目指します。右奥には木々に隠れて武甲山がそびえてました。

大持山&小持山&武甲山登山地図

【コースタイム】9:10一の鳥居→9:50妻坂峠→11:00大持山→11:30小持山→12:00シラジクボ→12:40武甲山→14:00一の鳥居下山

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