木賊山・甲武信ヶ岳・雁坂嶺で見た花・高山植物

奥秩父

木賊山・甲武信ヶ岳・雁坂嶺は全山針葉樹に覆われた森深い山ですが、夏の花々があちこちに咲いていました。

登山した日-2015.7.14-15

サラサドウダン

いわゆるドウダンツツジで秋には真っ赤に色づくのが有名だけど、花もなかなかキレイじゃないですか!登山道を歩いてると地面に花殻がびっしり落ちてたのでふと見上げたらこんな感じで咲き乱れていました。

甲武信ヶ岳のサラサドウダン

イワガラミ

イワガラミはアジサイの仲間で、アジサイによく似た花を付けます。でもアジサイと違うのはイワガラミはつる植物だという事。樹林帯のスギやカラマツやブナに絡みついているのをたまに見かけます(他にもツルアジサイという似たようなものがあります)。花を見ようとしても高い木の上に咲いてるからなかなか見ることが出来ないけど、今回は登山口付近で間近に見れたのでラッキーでした。

甲武信ヶ岳イワガラミ

ウスユキソウ

高山植物として有名な『エーデルワイス』の仲間。エーデルワイスのような華麗さは無く地味だけど、清楚でキレイです。

甲武信ヶ岳ウスユキソウ1
甲武信ヶ岳ウスユキソウ2

バイケイソウ

艶やかで大きな葉をつけた巨大な株の植物を登山道のあちこちで見かけます。緑色の『梅』のような小さな花は地味だけど、株が巨大なのでよく目立ちます。今回見かけたバイケイソウはどれもつぼみばかり。あと数日もすれば開花しそうな感じですね。

甲武信ヶ岳バイケイソウ1
甲武信ヶ岳バイケイソウ2
甲武信ヶ岳バイケイソウ3

ニョホウチドリ

背丈は5センチほどの株も花も小さな植物です。全体として白色系の花と出会う事が多かった今回の登山において赤色系の花は貴重な存在でした。

甲武信ヶ岳ニョホウチドリ

ギンリョウソウ

薄暗いジメジメした腐葉土の中からニョキニョキ生える謎のキモい花の正体はギンリョウソウ。比較的数が多くあちこちで見かけるけどギンリョウソウの持つ透き通るような白いボディに魅せられて出会う度に足が止まって見入ってしまいます。

甲武信ヶ岳ギンリョウソウ

キバナノコマノツメ

キバナノコマノツメというスミレの仲間です。スミレってだいたい『●●スミレ』って名前がついてるのに、この植物はどこにもスミレの名前が冠されて無いので最初名前を聞いた時は意味不明でした。名前を訳せば『黄色い花の馬(駒)の爪(ツメ)』のような花ということでしょうか??

甲武信ヶ岳キバナノコマノツメ

クモマニガナ

甲武信ヶ岳や木賊山の風当たりの強い岩場などの隙間に生えていました。枝葉は細くて華奢なのに厳しい環境の中に育ってるから不思議ですね。

甲武信ヶ岳クモマニガナ

シモツケソウ

まだつぼみの状態だけど間もなく咲きそうです。ちなみにこの花を見ると何故か、巻き寿司によく入ってるそぼろ見たいなピンク色の食材『桜でんぶ』を連想してしまいます。

甲武信ヶ岳シモツケソウ

ミツバツチグリ

日当たりの良い岩場や登山道脇に咲く黄金色の花です。

甲武信ヶ岳ミツバツチグリ

ウマノアシガタ(キンポウゲ)

ちょっと自信がないけど、たぶんウマノアシガタじゃないかな・・・・。

甲武信ヶ岳ウマノアシガタ

ヤマオダマキ(キバナノヤマオダマキ)

比較的大きな花を付けてるのでよく目立ちます。草原や河原沿いで何度も出会いました。

甲武信ヶ岳キバナノヤマオダマキ

カラマツソウ

湧き水が流れ出る湿った斜面や沢沿いでの出現率が高いです。

甲武信ヶ岳カラマツソウ

チョウジコメツツジ

風衝地や崩壊地など草木の生えないような荒涼とした岩場の隙間にへばりつくように生えていたのがこのチョウジコメツツジ。長年の風雪で盆栽のようにねじ曲がった姿は高山植物らしい風貌と風格を見せつけてくれます。

花は名前の通り米粒くらいの小ささで目立たないけど、びっしり咲いているので見応えがありました。今回の甲武信ヶ岳登山で一番よく見た花の一つですね。

甲武信ヶ岳チョウジコメツツジ1
甲武信ヶ岳チョウジコメツツジ2
甲武信ヶ岳チョウジコメツツジ3

ヒメイワカガミ

木賊山を登り続けて針葉樹林帯まで来ると金属質の光沢を放つ葉を付けた小さな植物が登山道脇や岩場に出現します。ヒメイワカガミというイワカガミの仲間です。

でも残念ながらみんな花は散り、種ばかりで花を見るには時期的には遅かったみたい。甲武信ヶ岳山頂で一輪だけ咲いているのをようやく見つけたけれど、花は散る直前でしなっとしてました。

甲武信ヶ岳ヒメイワカガミ

ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナは北アルプスとかの針葉樹林帯を歩いてるとよく見かけた記憶があるけど、甲武信ヶ岳周辺はあんまり見かけなかったなぁ。

甲武信ヶ岳ゴゼンタチバナ

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナが咲いてるようなところにこのツマトリソウがセットで咲いていました。花や株の雰囲気もゴゼンタチバナにちょっと似てるかも。

甲武信ヶ岳ツマトリソウ

ハクサンシャクナゲ

花も無い。展望も無い。そんな単調で薄暗い針葉樹林帯を長時間歩き続けてると精神的に疲れて気が滅入ります。そんな時の心の救世主がこのハクサンシャクナゲ。『暗い森を明るくする唯一の灯火』的な存在は、針葉樹林帯の救世主。

甲武信ヶ岳ハクサンシャクナゲ1
ハクサンシャクナゲ2甲武信ヶ岳

コケモモ

元祖高山植物といってもいい存在ですね。ハイマツとともにコケモモに出会うと『高山地帯』へやってきたんだ!という実感が湧きます。甲武信ヶ岳や破風山の森林限界の岩場にへばりつくように生えていました。

甲武信ヶ岳コケモモ

ミヤマシャジン

キキョウのような花を付けるミヤマシャジン。調べたらキキョウの仲間だから似ていて当然かも。

甲武信ヶ岳ミヤマシャジン

キソチドリ

薄暗い苔むした針葉樹林の登山道脇に咲いていたキソチドリ。初めてみました。っていうか小さくて地味で緑色の保護色をしているから、今までの登山で出会っていても気づかずに見落としていたかもしれません。

甲武信ヶ岳キソチドリ

ミヤマハンショウヅル

某所で見つけた木に絡まる謎のつる植物。その正体はミヤマハンショウヅルと呼ばれる植物。花は無く全部種になっていました。花は紫色の半鐘のような形をしてるそうです。

甲武信ヶ岳ミヤマハンショウヅル
甲武信ヶ岳ミヤマハンショウヅル2

シロバナヘビイチゴ

イチゴの仲間、シロバナヘビイチゴ。

甲武信ヶ岳シロバナヘビイチゴ

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