埼玉県秩父市・聖神社&和銅遺跡へ行ってみた

はるか昔の西暦708年。『和銅遺跡』で銅が産出されました。それを祝って元号を『和同』と改元し、産出した銅を材料として日本初の流通貨幣『和同開珎』を鋳造するなど、和銅遺跡は日本の歴史上重要な役割をした由緒ある場所です。今でもその遺構を見ることが出来るみたいなので散策してみることにしました。

当時銅が発見された場所付近には『聖神社(ひじりじんじゃ)』が建立され、お金繋がりということで今は金運上昇のスポットとして観光地となってるようです。

訪れた日-2015.9.5

写真で見る聖神社と和銅遺跡

埼玉県秩父市を南北に貫く国道140号線。秩父鉄道和銅黒谷駅近くまで来ると、『和銅遺跡』の看板が見えてきました。

看板の矢印通りに側道へ折れると、車が何台も停まってる聖神社の無料駐車場がすぐ向こうに見えてきます。

駐車場から仰ぐと聖神社がすぐ真上に。

聖神社は結構小さな神社だけど、週末もあってか訪れる観光客が多くてちょっとびっくり。

建物の傍らに鎮座する巨大な和同開珎のモニュメントが目立ちます。

聖神社を参拝して願いがかなったっていう人達のコメントがいっぱい貼り出されていました。『ナンバーズで◯百万円当たった!』『ロトで◯千万円当選しました!』とかの羨ましいコメントばかり。僕もあやかりたいな。

境内の敷地の端に建つ地味な佇まいの『和銅鉱物館』。和銅遺跡で採掘された銅鉱など珍しい鉱石を展示してるみたいなんだけど、鍵がかかって中には入れず。見たかったなー!

聖神社を参拝したあとは『和銅遺跡』へ向かいます!聖神社から舗装路を歩いて約10分程の道のりです。

人懐っこいネコ達が後ろをついて来た。

和銅遺跡の入り口へ到着。ここから右側の歩道に逸れて斜面を下っていきます。

辺りは草ぼうぼうで、むせ返るような草の匂いが充満する中をどんどん下っていくと谷筋へ降り立ちます。

谷筋へ降りると平坦な森歩き。森に響くツクツクホウシとミンミンゼミの僅かな鳴き声が初秋到来を感じさせてくれます。

森の向こうに巨大な和同開珎のモニュメントが出現。ここが和銅遺跡の場所です。

巨大な和同開珎のモニュメント。

早速遺跡を探してあたりを見渡しても杉林が広がってるだけでそれらしいものがありませんが、沢の向こうの斜面に小さな標識が突き刺さっているのが見えます。

この標識のある場所が採掘坑跡だそうです。標識が無かったらただの山の斜面にしか見えません。

和銅遺跡の場所から歩道がまだ先に続いているので、ちょっと足を延ばしてみよう。

歩道はだんだん険しい斜面の急登になり途中で行き止まり。そこには石碑が建っているだけでした。

和銅遺跡から舗装路まで戻り、続いて『金山鉱山跡』『黒谷銅精錬所跡』を目指します。

民家や別荘がポツポツ立ち並ぶ小道の周りは花に彩られているし、舗装路を走る車もほとんど無いから、まったりと静かで楽しいハイキングを満喫。

百日草の周りに飛び交うアゲハチョウ。花と花の間をせっせと移動しながら蜜をチュウチュウ。

和銅遺跡から金山鉱山跡までおよそ1時間。急がずまったりのんびりと。

時折見晴らしが利くと眼下に秩父盆地や秩父の街並みや、左に武甲山の展望を拝めてちょっと感動。欲を言えばもう少し晴れて欲しかったな~。

やがて『美の山高原観光道路』と合流。目的地まであと1.6km。

『美の山高原観光道路』と合流して少しすると西側を下る登山道が見えてきました。登山道は整備されているものの普段利用している人は少ないのか蜘蛛の巣だらけ。おまけに藪蚊も多くてちょっと大変。

登山道を下り始めて間もなく洞穴が出現。これが金山鉱山の坑道跡です。

坑道の中を覗いてみると中はすぐに行き止まり。

斜面のあちこちに採掘で掘った坑道が残っていました。

ここにも坑道跡が。

銅製錬所跡。暗い杉林の中に小さく開けた広場に看板が掲げられ、鉄柵で囲っている以外に精錬所があったことを偲ばせるものは何もありませんでした。

精錬所跡を下ることおよそ15分。森を抜けて住宅街に出ました。

住宅街から歩いて来た金山の鉱山跡・精錬所跡のあった丘陵を見上げて。

ゴールの聖神社まではあと少し。住宅街を歩いていると公園の一角に古民家が建っているのが目に入ってきました。秩父市の有形文化財に指定されている『内田家住宅』です。

中には入れませんが間近で建物を拝むことができます。

ということで、たまには歴史に触れながら歩くのも楽しいですね。コースも手頃でのんびり歩くには最適な場所です。

聖神社&和銅遺跡参考サイト

秩父市和銅保勝会
http://www.chichibu.co.jp/~wado/index.htm

和銅遺跡地図&コース

【コースタイム】約2時間

駐車場は無料。聖神社の駐車スペースは車10台程とそんなに広くありません。和銅採掘露天掘り跡方面にも一箇所駐車場あり。

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