ソックス(sox) ロードサービスを使ってみた

日記

1.GN125H、後輪が盛大にパンクする

東北ツーリングをしていた8月のお盆の日、
白神山地の田代岳を登ろうと登山口目指して、早朝ダート道の林道を駆け上がっていました。

GN125Hパンク1

登山口まであと数百メートル・・・という所でトラブル発生!
突然ハンドルが取られてバイクがフラフラよろめき始めたのです。
何事かと思って後輪のタイヤを見たら空気が抜けていました。

GN125Hパンク2

タイヤのど真ん中にみごとにクギが刺さってる・・・。
こんなでっかい釘を踏んでしまうなんて僕はなんて運が無いんだろう。

GN125Hパンク3

手じゃ取れないから工具で引っこ抜くとでかい釘がポロンと抜けました。

GN125Hパンク4

パンクを起こした場所も悪くて、人気のない白神山地の山奥。
そしてヤバい事に携帯電波が入りません。さあこれからどうしよう・・・途方に暮れます。

2.パンク修理材は効果があるのか?

でもこんなこともあろうかと『パンク修理剤』を携行していました。

修理剤ボンベについてるチューブをタイヤのバルブに固定して、
ボンベのコックをひねると粘性のある白い泡が空気と一緒にチューブを通ってタイヤに注入されます。

タイヤはみるみるうちに膨れ上がり、
同時にクギで開いた穴から空気と泡がシューッっと音を立てながら漏れ出てきました。

1~2分ほどすると空気の漏れる音が止まり泡も出なくなります。
これで穴が塞がったのかなぁ???
説明書には穴が塞がったらすぐに乗れるような説明がしてあるけど、
念のため穴が固着するまでしばらく放置します。

10分経過。もうそろそろ乗っても大丈夫かな・・・とセンタースタンドをはずしてタイヤが地面についた瞬間、
穴からシュババババと勢い良く空気と泡がタイヤから漏れ出てしまいます!

全く効果が無かったパンク修理剤、駄目だコレ使えねぇ・・・。
小さな穴に対しては効果があるのかもしれませんが、大きなクギを踏んだ場合には効果は望めないようです。

ここに留まっていても仕方ないから、携帯電波の入るところまでバイクを押して山道を下ります。
暑い中パンクした荷物満載のバイクを押し続ける作業は辛くてしんどくて死にそう。

森を抜けると電波が入るようになってとりあえずほっと一安心です。

GN125Hパンク5

3.ソックスロードサービスをはじめてつかってみる

さてさてこんなこともあろうかと、もう一つ用意していた最後の頼みの綱、『ソックスロードサービス』。ここに電話します。

ソックスというバイク屋さんでGN125Hを買った時に加入したもので、年間4,000円程で『24時間・365日全国対応で現場まで応急対応・100kmまでのレッカーが無料』というサービスが得られます。

早速カードに記されてるフリーダイヤルに電話するとすぐコールセンターにつながり、オペレーターに事情を話すと折り返し連絡しますとの事。数分して電話がかかってきて

『お客様の近いバイク屋さんの連絡をこれからお伝えしますので、お客様で直接お店に連絡して交渉してください。レッカー代金はこちらで負担します。』との事。

僕のイメージだとコールセンターのほうで全て手配してくれるのかと思いきやそうではないようです。その理由は近くにソックスのお店が無いから。東北だと仙台店しかありません。

近くにソックスがある場合はコールセンターが手配してくれるようだけど、今回のように僻地でトラブルを起こした場合は自分で付近のバイク屋さんとやりとりしなければいけないようです。(ただしレッカー代はロードサービス側で負担するから安心してねという感じです。)

とりあえず今居る場所から近い大館市のバイク屋さんの連絡先を複数教えてくれたので、そこへ電話していきます。

しかし悲しいかな時期的に『お盆』ということで、休みで閉まっているのか電話が繋がりません。

・一軒目(つながらず)
・二軒目(留守電)
・三軒目(留守電)
・四軒目(つながらず)

そして五軒目。やっと電話に応答が!相手は高齢のおばあさんのような声。ところが話をしても耳が遠い感じで話が通じないし、強烈な秋田弁が混じった特有の話し口調で聞き取れず意思の疎通に一苦労、必死になって話を続けてわかったことは『店のオーナーである息子が外出で居ないから対応出来ない』との事のようです。残念。

もう一度コールセンターに連絡して他の店の連絡先を教えてもらい、再び電話をかけまくります。

・六軒目(つながらず)

七軒目、やっと電話がつながった!事情を話すと『今から引き揚げ行く』との事。た・・・助かった!

コールセンターに電話して対応してくれるお店が見つかった事を伝えると、『レッカー無料サービスを今回受けますか?』と聞いてきたのでその辺を詳しく訊くと、1つのトラブルに対してレッカー無料サービスを受けられるのは1回のみとの事。

つまり『バイクをレッカーで最寄りのお店まで運びました。でもこのお店じゃ直せないから別のお店へレッカーで運ぶ場合のレッカー代はお客様全額負担ですよ。』

今回対応してくれるお店は大館市内にあり、レッカー距離はだいたい20kmくらいだからそんなに代金はかからないだろうという予想と、万一直せないことも考慮して、レッカー代無料サービスを受けるのは今回はお断りすることにしました。

GN125Hパンク6

4.その後

待つこと1時間、1台の軽トラがやってきました。近所の農家の人が声をかけにきたのかと思ったら、依頼したバイク屋さんの車でした。

軽トラから降りて来たのはかなりの高齢の方。今回お世話になります旨を伝えながら、バイクを軽トラの荷台に積み込むのを一緒に手伝います。

GN125Hパンク7

バイクを積み終えて一路バイクショップのある大館市内へ。今回お世話になるこの方は大館市のバイクショップ『丸憲モーター商会』のご主人でした。

車中で色々話をすると、中学卒業からバイク整備の道をひた進んで年齢は80歳ながらバリバリ現役との事。そんな御年なのに100kgを越す重量があるバイクを軽々と軽トラに積みこんだりと、すごくバイタリティのある方です。

年に何度か僕のように白神山地の林道でトラブルを起こすライダーからの救助の依頼があるそうです。

また時には修理部品が届くまでライダーを家に何日も泊めてあげたり、直ったバイクを直接新潟まで搬送したりといった話や、大館市の観光話などをしていくうちにお店へ到着しました。

早速修理にとりかかります。タイヤを外してチューブを水に浸けると穴は1箇所だけじゃなく数カ所開いていました。これじゃあパンク修理剤ではどうにもならないですね。運が良いことにチューブの在庫もあったので交換してもらうことに。

GN125Hパンク8

今回掛かった費用は、チューブ代2300・工賃4000・レッカー代2000の計8300円でした。思ったよりリーズナブルでした。

GN125Hパンク9

今回対応して下さった『丸憲モーター商会』さん。ほんとうにありがとうございました!!

GN125Hパンク10

バイクが直ってお店を出たのがお昼12時。途中で登る予定だった田代岳の山並みの上には積乱雲が盛り上がり、間違いなく雲の下は激しい雷雨の様子。

この時間帯だとちょうど僕は田代岳のまっただ中を歩いていたはず。もしあのままパンクせずに田代岳登山していたら、土砂降りに見舞われて大変な思いをしていたに違いありません。

パンクしてて良かったのか、良くなかったのか・・・そう思うとなんだか複雑な思いです。

GN125Hパンク11

5.入っておくと安心なロードサービス

基本レッカー代は高くつくことが多いので、万一の補填という意味でロードサービスは有用だと思います。

任意保険の中にはロードサービスが付帯してるのもあるけど、そうでない場合は個別にロードサービスを加入する事になります。有名どころではJAFの二輪サービスがあるけれど年4000円でレッカー無料サービスは15kmまで。

それと比較すると僕が加入していたソックスのロードサービスJAFよりはお得かも。

※2015年現在ソックスのロードサービスの内容が変わってしまい、年3000円(距離50kmまで無料)と年6000円(距離無制限)の二種類のみに変更になったようです。

ソックスは『イエローハット』系列のお店ですが、同系列のバイク用品店にりんかんでも同じロードサービスがあってこちらは年会費3240円で15kmまでレッカー無料+『100kmまでの帰宅費用のサポート』が付いています。

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