乾徳山で見た花・高山植物(7月下旬)

奥秩父

梅雨が明けると乾徳山は一層緑が濃くなります。7月末の最も暑い時期に登ってみると沢山の花々と出会えました。

登山した日-2016.7.30

マルバダケブキ

この時期の乾徳山を代表するのがマルバダケブキというキクの仲間。国師ヶ原や扇平で簡単に見ることが出来ます。乾徳山一帯はシカの食害で多くの草花が数を減らしている中で、このマルバダケブキは沢山群落を作っていてどうやらシカはこのマルバダケブキを食べないようです。毒を持ってるようにもみえないけどどうしてだろう?

乾徳山マルバダケブキ
乾徳山マルバダケブキ2

バイケイソウ

湿った沢筋で群落を作っていました。花は白に淡い緑色。そもそも緑系の花って珍しいですよね。

乾徳山のバイケイソウ
乾徳山のバイケイソウ2

ヤマホタルブクロ

重たそうな頭を垂らして草原に咲いていました。

ヤマホタルブクロ乾徳山

キンポウゲ

梅のような形の花に艶やかな花びらを持つキンポウゲ。

乾徳山のキンポウゲ

ノコギリソウ

葉がギザギザでまるでノコギリのよう。だからノコギリソウか・・・。なんてわかりやすいネーミングなんだろう。

乾徳山のノコギリソウ

コウリンカ

鮮やかなオレンジが美しい高原の花、コウリンカは夏から秋にかけて咲き続けます。

乾徳山のコウリンカ

ニガナ

ニガナを漢字で書くと『苦菜』。つまり食べると苦いようです。

乾徳山のニガナ

シモツケソウ

夏の高原の花といえばシモツケソウ。時に大群落を作って草原を真っ赤に染める景色は壮観です!でもここ乾徳山ではシカの食害で数は少なく点々と咲いてるに過ぎません。

乾徳山のシモツケソウ

シモツケ

花も名前もシモツケソウにそっくりだけどこちらは樹木でシモツケソウは草花です。シモツケソウは草原に咲いているのに対して、シモツケは険しい岩場に咲いていました。

乾徳山のシモツケ

タチコゴメグサ

花は米粒ほどの大きさしか無く他の草木に埋もれて咲いているから、普通に登山していると見落としてしまいそう。

乾徳山のタチコゴメグサ

イワキンバイ

名前の通り岩場や岩の割れ目に根を下ろして花を咲かせていました。

乾徳山のイワキンバイ

タカネコンギク(たぶん)

キクの仲間は種類が沢山あってしかも特徴が難しいので判りません。これは多分タカネコンギクじゃないかなーって思うけど自信無し。

乾徳山のタカネコンギク

オトギリソウ

乾徳山の岩場にて。

オトギリソウ乾徳山

ハクサンオミナエシ

オミナエシといえば秋の七草の一つ。つまりこの花が咲くともう秋なんだなぁって。今回乾徳山を訪れたのは一年で最も暑い時期だけど季節は着実に夏から秋へ移り変わっているようです。

乾徳山のハクサンオミナエシ

ウスユキソウ

ヨーロッパアルプスを象徴する花、エーデルワイスの仲間。

乾徳山のウスユキソウ

キリンソウ

遠くから見るとキク科であるアキノキリンソウのような風体をしているけど、間近で観察すると花の形も違うし何よりも葉や茎がサボテンのように肉々しい質感をしているのです。キリンソウはベンケイソウの仲間でこの多肉質の葉や茎を持っているのが大きな特徴で乾燥にとても強いそうです。

乾徳山のキリンソウ
乾徳山のキリンソウ2

リョウブ

乾徳山山頂付近の岩稜地帯を歩いているとよく見かけ、樹木いっぱい白い花を穂状につける様はとても見応えがあります。花自体は地味なんだけど沢山咲いてると華やかで目立ちますね。クジャクチョウという美しい蝶が蜜をせっせと吸ってました。

乾徳山のリョウブ
リョウブ乾徳山
美しい乾徳山のリョウブ

ホツツジ

見た目や質感はツツジらしくないけどれっきとしたツツジの仲間で、穂のように淡いピンク色の花をつけるのが特徴。

乾徳山のホツツジ
乾徳山のホツツジ2

チョウジコメツツジ

高山の風辺りの強い岩場で匍匐するように育つチョウジコメツツジ。見た目のたくましさとは違って花は米粒のように小さくて控えめな存在。

乾徳山のチョウジコメツツジ

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