秩父山地・大平山のフクジュソウ2019

奥武蔵周辺

2019年3月末。今年も大平山のフクジュソウを見にいってきました。この冬は暖冬少雪気味だったからもう咲き終わってるのかと思いきや、まだ沢山咲き誇っていました。

広い斜面を黄金色の花で染めた光景は本当に圧巻で、見ていて心が踊ります。

でも残念な光景もありました。
心無い登山者に踏まれて萎れたフクジュソウがそこかしこにあったのです。このままこういう残念な事が続くと、フクジュソウの群落は衰退してやがて消えて消失するかもしれません。

登山した日-2019.3.29

2018年のフクジュソウ記事はこちら

登山口~フクジュソウ群落地まで

午前10時前に登山口を出発します。ここから目的地のフクジュソウ群落地までは片道およそ2時間の山旅。

小さな集落を縫うように歩いていきます。民家に人気は無いけど飼われてる犬が僕の気配を察して突然吠えまくるからちょっとビビる。

集落のはずれに分かれ道があって、右側の道へ入っていくと・・・

スギが広がる山道へ。緩やかな勾配の続く坂道をぐんぐん登っていきます。

登り始めておよそ30分で廃屋へ到着。ここでちょっと一息つこう。

目指すフクジュソウ群落地は遠くに見える山並みのあたり。まだまだ先は長いですね。

廃屋から先はザレ場のトラバース道でここを越えると、二股になった沢へ降り立ちました。ここまでは道も明瞭で勾配もそれほどキツく無かったけど、この先は沢に沿っての険しい山道で踏み跡も不明瞭になります。

まだ春の気配が一つも感じられない殺風景な沢を登り続けると・・・

フクジュソウで黄金色に染まった斜面が目の前に見えてきました!

大平山フクジュソウフォトギャラリー

沢山のフクジュソウの花で埋め尽くされた山肌はいつ見てもすごいの一言。ここまでの道程でほとんど春らしい景色を見られなかった事も相まってか、思い切り春の雰囲気を感じます。

因みにわざわざこんな山奥にまで行かなくても、麓にあるフクジュソウ園へ行けば気楽にフクジュソウを見ることができます。

でもそこで見るフクジュソウは決まって人為的に規則正しく植えられていて花壇のような人工的な違和感を覚えるから見てもイマイチ満足できません。しかし大平山のフクジュソウは野生本来の姿で、花や株が立派で辺りの原生林とマッチして美しい景色を見せてくれます。













踏み荒らされるお花畑

フクジュソウのお花畑までの道のりはとても険しくて、そう簡単にはたどり着けない場所です。そしてお花畑には柵やロープなど立ち入りを規制するものは無いから、これまで訪れた人の善意でお花畑は保たれて続けてきました。

でも踏まれて萎れてしまったフクジュソウや、お花畑に堂々と踏み込んだ足跡があちこちに散見されたりと、一部の心無い人によって荒らされていたのを今回目の当たりにしてショックで悲しくなりました。

僕はこういう場所を訪れるときは花を踏まないよう細心の注意を払っています。移動時は常に足元を確認する、遠くの花を撮る時は望遠レンズを利用して絶対に歩道外に出ない、三脚は絶対に使用しない、リュックや荷物を置くときは植物の無い場所を選ぶなど、いつまでも美しいお花畑であり続けるようにと思いながらまた訪れたいものです。

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